非正規事務職の面接対策

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30代非正規事務職、転職5回目、キャリアに一貫性がない、職歴も短い私でも正社員(貿易事務)で内定をもらうことが出来ました。

実際に答えたことや、こう答えれば良かったかなということを書いていきます。

もう正社員になるのは無理かもしれないと思っている方に参考にしていただければ幸いです。

 

簡単な経歴

簡単な経歴はこんな感じです。

看護助手(病棟/正社員)→コールセンター(通信業界/契約社員)→営業事務(小売業界/派遣)→一般事務(IT業界/派遣)→営業/貿易事務(派遣で入社し契約社員へ)

正社員の時は2年ほど働いていましたが、その後はどれも1年以内で仕事を辞めており、現在の仕事だけ派遣と合わせると3年ほど続けている状況です。

まずは書類選考を通過する必要があるので、それは過去の記事を参考にしてみてください。→非正規事務職が作る職務経歴書/自己PRの書き方

転職回数が多いと書類通過率が悪いのも事実です。しっかりと履歴書や職務経歴書は作成しておきましょう。

 

面接想定集

よくある面接想定集というのが各転職サイトなどでも出てくるので、まずは各質問に回答を作っていきましょう。

大体どこのサイトも言い回しは違えど質問の本質部分は同じです。

その中で私のような経歴を持った方が絶対に聞かれる質問には万全な回答を作っておかなくては面接が突破出来ません。

 

1.退職理由と何故その次の職場を選んだか

ここがしっかり解答出来ないと面接突破が難しくなります。

退職の理由は様々あると思いますが、自分が面接官だったらどんな回答が来たら納得できるだろうか考えてみると分かりやすいです。

私の場合は最初の勤務先は看護助手でしたが、その後コールセンター勤務をしています。

退職理由は腰を痛めたことですが、その後なぜコールセンターなのかということは事務職へ挑戦したいと思っていたが、当時は事務能力が低く、まずはスキルを身に付けるためコールセンターを選んだと回答しました。

今考えるとさらに雇用形態に関わらずキャリアを積むことを優先したと言ってもよかったなと思います。

その後は非正規だったので、契約満了+更新せずキャリアップ(一回は体調不良)のためと答えました。

特段突っ込まれはしなかったですが、コールセンター退職後は土日休みの仕事に変わったので、こちらも結婚のタイミングで土日休みかつキャリアアップにしてもよかったかなと思いました。

結婚や出産などの方が納得しやすいですよね。

 

なぜ正社員を選ばなかったか

質問と一緒に何故正社員ではなかったのかも聞かれました。

実際は全く雇用形態に拘っておらず、むしろ正社員じゃない方が楽かな・・くらいの甘い気持ちと自分には正社員で転職することは難しいと思い込んでいたことでしたが、自身のスキルが足りなかったため正社員は難しかったと回答しています。(その企業は内定頂きました)

なぜ事務職か

「腰を痛めたけど、それ以外に仕事を選ぶ選択肢があるのになぜ事務職か」ということも聞かれました。

体力的な負担が少なく、人をサポートすることが好きで自身の経験を活かせると思ったからと答えました。

もっと肉付け出来るエピソードがあればよかったかもしれませんが、正直これしか思いつきませんでした。(面接は通過しました)

2.職歴

各会社で何をしたのか、これは一番と言っていいほど重要なポイントです。

書類選考が通過したということは、今までの経歴を理解した上で面接をしているからです。

なので実際に自分はどんな業務をしていたか、どういう取り組みをしてきたか、なぜその取り組みをしたかといったことをしっかりと説明できるように準備しましょう。

非正規かつ職歴が短いとどうしても主体的に動く業務が少なかったりしますが、どういうことをしてきたかきちんと伝えられれば面接は突破できます。

回答をさらに深堀して質問されることも多かったので、入念な準備で面接に臨みましょう。

 

3.アピールポイント/自己PR

自身の業務経験と関連付けて答えられるように準備しておきましょう。

また、求人内容をよく見てどういった人物が求めれているかを見てみると良いです。

「積極的にサポートに動ける方」や「ミスなく正確にこなせる方」といったことが書かれていることが多いです。

出来れば、その企業側の条件に近しいことがアピールできるとなお良いです。

アピールポイントをその都度書き直しするのがよいですが、なかなか難しいのが現実です。

ですが、近しい部分を自身の経験談として入れることは可能です。

自分自身が企業の求めている人材とマッチしていることをしっかりと伝えましょう。

 

4.逆質問

これは最低5つは用意しておきました。

面接の際に説明されて解決してしまうこともあるので、もう少し多くてもいいかなとは思います。

ただいざ面接になると緊張で忘れてしまう可能性もあるので、5つくらいあればOKです。

誰が面接官に来るかで内容も変わってきますが、1次面接はその企業できちんと業務が出来るかを見極める面接のため実務的な逆質問、2次面接は役員や社長など上の方がその企業に合っているかどうかを見るため会社全体のことなどを準備しました。

たまにすごく詳しく説明されてしまいほぼ質問がなくなった時がありましたが、その時は「質問を用意しておりましたが、ご丁寧に説明頂きましたので解決いたしました」と言えば大丈夫です。

 

番外編:長く続けるにはどうしたらよいか

すぐ仕事を辞めているから聞かれる質問だと思いますが、正直それはこっちが知りたい!と思いました(笑)

業界や職種によっては転職回数が多かったり2-3年での退職でも問題ないかもしませんが、何か特別なスキルや実績がないと事務ではスキルの積み重ねが出来ていないと考えられてしまいます。

その場ではいい答えが思いつかず、継続して勉強や努力をし続けることと回答しました。

これは一次面接で質問され通過はしましたが、その後考え直してみて長期的なキャリアプランを組み立てることかなと思いました。

実際はそれが出来なかったからこそこういった経歴になっている訳ですが、その反省を生かし今は貿易事務を極めたい旨伝えられたらよかったです。

 

最後

職歴は変更出来ないものなのでどうしようもありませんが、面接に進めた企業でも確実に聞かれます。

場合によっては思っていたよりも深堀りをされることがあるので、自分の中でしっかりと考えをまとめておきましょう。

またアピールをするという気持ちが先行しすぎると喋りすぎてしまうこともありますが、基本的に相手の話を聞くというスタンスで聞かれたら答えるくらいのほうが良いそうです。

私も深堀りをされて焦って話過ぎてしまったりすると余計なことを言いがちですが、答える前に一呼吸入れて頭を整理するよう心掛けていました。

実際私のような経歴から正社員になるというのはなかなかハードルが高く、応募は70社以上しても書類通過は3社だけでした。

大手のグループ会社などは速攻で落ち、ベンチャーでは職歴をあまり気にされなかったです。

これは単純にその会社の傾向によるので仕方ない部分もあります。

実際の数字で見るととても少ないですが、それでも通過した企業はあった訳です。

心が折れることも多いですが、まずは積極的に応募していきましょう。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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