非正規事務職が作る職務経歴書/自己PRの書き方

履歴書 職務経歴書 転職

こんばんは、あかしななみです。

簡単な経歴

私は新卒で正社員を2年経験し、その後はずっと非正規で働いてきました。

現在は33歳で契約社員として働いていますが、会社廃業に伴い正社員を目指して転職活動をしています。

簡単な経歴はこんな感じです。

看護助手(病棟/正社員)→コールセンター(通信業界/契約社員)→営業事務(小売業界/派遣)→一般事務(IT業界/派遣)→営業/貿易事務(派遣で入社し契約社員へ)

正社員の時は2年ほど働いていましたが、その後はどれも1年以内で仕事を辞めており、現在の仕事だけ派遣と合わせると3年ほど続けている状況です。

職歴も統一性がなく、またどれも続かない状態で果たして正社員になれるのか。

また今回はこれからのキャリアをこの年でやっと考え、貿易事務で正社員を目指しています。

転職活動を始めるにあたり最初の関門となるのが、職務経歴書の作成です。

まずは書類選考を通ることが転職の第一歩。

職務経歴書の書き方としては色々ありますが、「略歴」「職務経歴」「自己PR」が必須です。

(「PCスキル」や「資格」も書くのもありですが、私は履歴書に含めていたので職務経歴書には書きませんでした)

※その後希望の職種にて正社員で内定をもらいました!

 

職務経歴書の書き方

職務経歴は「会社名」「働いていた期間」「所属部署名(あれば役職も)」「職種」「仕事内容」「実績」で構成します。

私はwordでA2枚におさめるように作成しました。

もっと多くてもいいというエージェントもいましたが、基本的にはA2枚にするのが無難だと思います。

決まった形式は特にないので、自分が一番映えそうかつ見やすい形式で仕上げていきましょう。

 

仕事内容

仕事内容を書く前に、まず自分の今までやってきたことを事細かく思い出して書いていきましょう。

来客対応や電話対応といったことでも一つ一つ自分のやっていたことを書きだします。

大したことないかも・・と思うことはありません。

やる気があろうがなかろうが、やってきたことは事実です。

そのどれが企業側に評価されるかは受ける側には分かりません。

まずはすべての経歴を洗い出します。

あまりに多すぎた場合は後で調整すれば大丈夫です。

私の場合は名もなき幅広い雑務などは「その他庶務」や「その他付随業務」といった書き方をして、仕事内容の最後尾に付け加えました。

実績

「仕事内容」は思い出すだけなので、どういう言葉を選ぶかという問題はあるもののそこまで難しくありません。

一番苦労したところはこの「実績」でした。

事務職はただでさえ成果が見えにくい職種で、営業の方のような数字などを明確に打ち出すことが難しいです。

さらに非正規ということもあり裁量があるわけでもなく、私の場合は言い方が悪いですが、誰にでも出来る仕事をやっていたという部分がありました。

そのため何を実績として書いていいのか、非常に迷いました。

「結果」を意識する

最初に職務経歴書を書いた際に、結果が書かれていないと指摘を受けました。

その時の私は事務職としての結果が何か分からず、「○○を心掛けた」「迅速な対応を行った」という書き方をしていました。

でも実際にやったことは書いた通りだし、それをどう「結果」として書けばいいのか。。

私は実際にこんな風に書きました。

・期日厳守かつ正確な事務処理を行うことに尽力した。

・タイトなスケジュールにでも遅滞なく業務を遂行した。

・社外や他部署との積極的なコミュニケーションを通じて、漏れなく迅速な対応を実践した。

・業務の正確性からも社内で厚い信頼関係を構築し、営業が活動に専念できるよう実践した。

・業務の正確性から、社内外から高い評価を得た。

 

末尾はこんな風に閉めて、前半部分に実際の業務で工夫していた点を入れました。

あくまでも「結果」なので、「実践した」「尽力した」「遂行した」といったキーワードを使うようにしました。

その他にも「改善した」「解決した」「貢献した」「完遂した」などのキーワードでも問題ありません。実際に自分の行った業務で使いやすい言葉を選んで実績を書きあげましょう!

 

自己PR

特別なスキルが何もない私にとって何をPRすればいいのか、というのも非常に悩みの種でした。そもそも自己PRになる能力はどういうものがあるのかを最初に調べました。

完全にネット頼み、「強み 一覧」で検索です(笑)

私はこちらのサイトで診断をしてみました。

マイナビ転職→社会人力診断

一応分かったけど・・

どういう強みがあるか分かったものの、自分にぴったり当てはまるものは何なのかはピンときませんでした。まして具体例を混ぜながら書くとなると難しい。

その時に私が想定していた職務経歴書に書く自己PRは、文章で一つの長所をアピールするものでしたが、これは一つにしなくてもいいのではないかと考えました。

最終的に「適応力がある」「学習意欲が高い」「柔軟性がある」「複数の業務を同時にこなせる」「問題解決能力がある」という5点を箇条書きで、それぞれ1行ずつ記載することにしました。

コツとしてはこの書き方だとそれぞれに対する説明がどうしても難しいため、職務経歴の実績からイメージ出来るものにすることです。

「適応能力」→各職場歴が短い中で残した実績

「学習意欲が高い」→資格取得(履歴書に記載)

「柔軟性がある」→全職歴からの実績

「複数の業務を同時にこなせる」「問題解決能力がある」→コールセンターでの実績

 

利点

最終的に私が面接の時にアピールポイントとしていたのは「柔軟性/サポート能力」でしたが、職務経歴書で複数あげておいてよかったと思います。

何故かというとまずは書類が通らないことにはアピールする場すらもらえないからです。

企業から自分についての評価は履歴書と職務経歴書ですべて決まってしまいます。

いくら自分なりに頑張ったとしても、同時に応募している人たちの中には立派な経験を持った人がたくさんいます。

その中でたった一つだけ私の経験からアピールしても、同じ能力をアピールする人がいた時に印象が弱くなると感じたからです。

具体例も含めて「これだ」というアピールポイントがあれば、もちろんそれに越したことはないですが、もしどうしても見つからないというのであればこういう方法で記載してみてください。

 

いかがでしたでしょうか。

なかなか書類通過するのも難しい転職市場ですが、より良い転職活動が出来るよう頑張りましょう!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました🐈

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